人工関節が入っているけど、ピラティスはできるの?

股関節や膝関節の人工関節置換術を受けた方から、よくいただくご質問です。
結論から言うと、条件を守れば人工関節の方でもピラティスは可能です。
むしろ、正しく行えば日常生活を楽にするサポートになります。
人工関節の方に多い悩み
人工関節手術後、多くの方がこんな悩みを感じています。
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関節は痛くないけど、身体が硬くなった
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筋力低下で歩くのが不安
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動かし方が分からず、運動が怖い
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再発や脱臼が心配で何もできない
実はこれらは「関節」ではなく、
周囲の筋肉・姿勢・動作のクセが原因で起こっていることがほとんどです。
人工関節×ピラティスの相性
ピラティスは、
✔ 関節に強い負担をかけない
✔ 小さな動きで身体を整える
✔ 呼吸と連動して筋肉を使う
という特徴があります。
そのため、人工関節の方にとって
「動かしすぎない」「守りながら動く」運動として相性が良いのです。
特に大切なのは、
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正しい姿勢づくり
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体幹(インナーマッスル)の安定
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関節を支える筋肉の再教育
これらはピラティスが得意とする分野です。
人工関節の方が気をつけたいポイント
ただし、誰でも同じ動きをすれば良いわけではありません。
人工関節の方がピラティスを行う際は、
以下の点に注意が必要です。
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主治医から運動許可が出ていること
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可動域の制限を必ず守る
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痛み・違和感を我慢しない
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マンツーマンや少人数で行う
特に、無理なストレッチや勢いのある動きはNG。
「伸ばす」よりも「支える・整える」意識が重要です。
続けることで期待できる変化
人工関節の方がピラティスを継続すると、
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歩行が安定する
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疲れにくくなる
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姿勢が良くなる
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日常動作への不安が減る
など、生活の質(QOL)の向上を感じる方が多くいらっしゃいます。
ピラティスは、
「鍛えるための運動」ではなく
これからの身体を守るための運動。
人工関節と上手につき合いながら、
無理なく、長く動ける身体づくりを目指していきましょう。









