睡眠とピラティスの関係
忙しい毎日のなかで、
「しっかり寝たはずなのに疲れが残る」
「夜なかなか眠れない」
そんな声をよく耳にします。
実はそれ、
体がゆるむ準備ができていない ことが原因かもしれません。
ピラティスは、筋肉や呼吸を整えるだけでなく、
“眠りの質”にも大きく影響するエクササイズ。
今回は「睡眠×ピラティス」の関係についてお伝えします。
🫁 1. 呼吸が深まると、自律神経が整う
現代の人は、思っている以上に呼吸が浅くなっています。
呼吸が浅いと、自律神経が“戦うモード”のままになり、
夜になっても体が休まらず、寝つきが悪くなりがち。
ピラティスでは胸を大きく広げる呼吸(胸式呼吸)を使うことで、
副交感神経が働き、体が“休むモード”へスイッチします。
レッスンの後、
「あくびが出る」「眠くなる」と感じる方が多いのはそのためです。
🧘♀️ 2. 姿勢が整うと、寝ている間も回復しやすい
姿勢が崩れていると、
首・肩・腰に負担がかかり、
寝る姿勢も不自然になりがち。
これが、
朝起きた時の「肩こり」や「腰の重さ」につながります。
ピラティスで姿勢が整うと、
寝る姿勢もスッと楽になり、睡眠中の回復力が上がる のが大きなメリット。
体が整うと、ベッドに入ってからの自然な“脱力”がしやすくなります。
🔥 3. 程よい運動は“深い睡眠”をつくる
寝る直前の激しい運動は逆効果ですが、
日中に適度な運動をすると、夜の深い睡眠につながります。
特にピラティスは
✔ インナーマッスルを使う
✔ 体の歪みを整える
✔ 呼吸が深まる
という特徴があり、
夜のリラックスに直結するエクササイズなんです。
「ピラティスを始めてから寝つきが良くなった」
というお客様が多いのも納得です。
🕯️ 4. 寝る前におすすめの“ゆるピラティス”
寝る直前は激しい動きはNGですが、
こんな軽い動きは睡眠の質UPに◎
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背骨をゆっくり動かすキャット&カウ
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仰向けで膝を抱えて骨盤を軽くゆらす
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深い胸式呼吸だけを3分
どれも、
“体と心のスイッチを切り替える”
のに最適です。
よく生きる身体を作る。
睡眠は、美容にも健康にも、心にも。
すべての土台になるもの。
「寝ても疲れが取れない」と感じるときは、
頑張りすぎている合図です。
ピラティスで体の緊張をゆるめ、
呼吸が深まるだけで、
眠りは驚くほど変わります。
“よく眠れる体”をつくることは、
“よく生きる体”をつくること。
あなたの睡眠が、もっと心地よい時間になりますように。









