内側からあたためるピラティス
寒さが本格的になってくると、体の冷えやすさを感じる方が多くなります。
手足の末端が冷える、朝起きるのがつらい、肩がこわばる…
それは、血流や呼吸の滞りが原因かもしれません。
ピラティスは、そんな冬の冷え対策にとてもおすすめのエクササイズ。
筋肉をしなやかに動かしながら、呼吸とともに体の内側から熱を生み出すのが特徴です。
🫁 1. 「深い呼吸」で体温を上げる
ピラティスの呼吸法は、胸や背中を大きく広げる「胸式呼吸」。
普段浅くなりがちな呼吸を深めることで、
酸素が全身に行き渡り、血流が促され、自然と体が温まります。
レッスンでも「呼吸を通す」ことを意識するだけで、
レッスン後にポカポカ感を感じる方が多いんです。
🦵 2. 「インナーマッスル」を使って熱を生み出す
筋肉量が少ないと、熱をつくる力も弱くなります。
ピラティスでは特に**体幹(コア)**を中心に使うため、
大きく動かなくても内側からジワジワと温まります。
続けることで、
「冷えにくい体質」へ少しずつ変わっていくのも嬉しいポイントです。
🩶 3. 「姿勢改善」で巡りの良い体へ
猫背や巻き肩など、姿勢の乱れは血流を妨げる原因にも。
ピラティスで正しい姿勢を取り戻すことで、
全身の巡りがスムーズになり、冷え・むくみ・疲れを感じにくい体に整います。
冬は、つい体を縮こませて過ごしがち。
でも、そんな時こそ“やさしく動く”ことで、
体も心もあたたまります。
冷え対策は、外から温めるだけではなく、
「自分の力で温まれる体をつくる」ことが大切。
ピラティスはその第一歩になります。









